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【TOPICS】地球暦と世界の暦 / タイの太陰太陽暦

タイの太陰太陽暦 チャントラカティ(紀元2561年)

タイには自由という意味があるそうだ。グレゴリオ暦の月割に、ヒンドゥー由来の月名とをあてた太陽暦。冬はじまりと夏はじまりの太陰太陽暦を地域によって使い分け、元号は仏教由来の春分(彼岸の入り)で変えている。閏月の取り方も独特な暦法であり、文化風習を見ると、少なくとも3種類以上の暦をフレキシブルに使い分けている。

タイの旧暦新年という呼ばれ方をしている水かけ祭りで有名なソンクラーンは、もともと“移動する”という意味合いで、太陽がおひつじ座(占術ではなく実際の星座帯として)に入ることを基点としている、どちらかと言えば太陽暦的な区切り。これがなぜタイの祝祭の中でも最大の行事になっているのかは詳しくは分からない。しかしインドの太陽新年とされる太陽のやぎ座入りからぴったり90度先に位置していることから、ヒンズー教の流れとも関係しているような気がする。チャントラカティという言葉も、インドで節入りを意味するシャンカランティが語源になっていると思われ、月の名前もあきらかにヒンズーから由来した語感になっている。

しかしタイはヒンズー教、仏教、そしてチベットの仏教などの影響を受けており、なおかつタイの国民性からそれぞれをハイブリッド(いいとこ取り)した形になっているため、たくさんの文化的側面を背景に持ち、その暦の扱い方はまさに「自由」の国。月のとり方一つにしても、独自の決まりごとがあり、詳細はこれから現地とすり合わせる必要があるが、大まかにみてみると、グレゴリオ暦以外のタイの農暦はこのような形でうごいている。

図・文責 : 杉山開知 / 暦は2018年度版

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