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【TOPICS】春夏秋冬 土用で暮らす /「冬の土用の暮らし方」

書籍『春夏秋冬 土用で暮らす』(主婦と生活社)より「冬の土用」の暮らし方のポイントをご紹介いたします。テキスト : 冨田貴史 / 植松良枝 

 

ー冬の終わりの約18日間は「冬の土用」です。

 

この時期は寒さ極まる「大寒」のころ。 古くは一年の中でもとりわけ気が乱れやすい「表鬼門」の時期と言われ、免疫力低下によってインフルエンザなどの感染病にかかりやすくなり、肌荒れのど風邪などの乾燥障害が起こりやすい時期でもあります。 また、夏の土用と同様に、胃腸の疲れから、食欲不振消化力の低下気力の低下などの出やすい時期でもあります。消化器官の機能低下は万病の原因。賛沢なごちそうはほどほどに、小食を基本にして胃腸を休めることが、冬土用の養生の要です。

消化と栄養補給・分配をつかさどる「牌(ひ) 」の気を高める季節の甘みは、玄米をはじめとする全粒穀物さつまいもなど。 冬の土用付近に当たる大晦日には、胃腸に負担をかけない「素食」の象徴であった蕎麦を食べ、 正月には玄米餅を食べて、気を補ってきました。

江戸時代には、夏の土用と冬の土用には路上で玄米甘酒が売られ、瀬戸内海の一部の島には、この甘酒に自然の甘みのあるさつまいもを入れた「かすどろ」という冬の伝統食が今も残っています。江戸時 代までの日本においては、おかずではなく、ごはんと味噌汁、漬物を土台にした主食偏重が常だったと言われます。米も味噌も漬物も、消化器官を助ける 自然の甘みを含んだもの。土用の時期は質素な食事をよく噛んで味わう、原点回帰の好機にしましょう。

夏の土用付近のお盆の対極にあるのは、この時季に迎える、正月。正月は祖霊や歳神を迎える神祭りであり、お盆は亡くなった先祖、つまり仏様を迎える仏事です。この時季に贈るお歳暮、年賀状をはじめ、自然の気が大きく転換する節目にお世話になっ ている人たちや自然に対して感謝やお礼を表現する風習が数多く残っています。

正月にいただく正式な「お屠蘇」は、漢代の医者が肉桂や山椒などの生薬を配合して作った風邪の予防薬です。正月から数えて七日目に食べる「七草粥」も消化促進や造血作用を高める働きを持つ薬膳です。冬の土用最終日である「節分」の象徴的風習のひとつである豆まきは、古く「陰(おに)」と呼んでいた陰気を追い出し、心身を清めて春を迎えるための儀式が転じたものです。

冬の土用は、寒さ極まり春夏に転じる大きな節目。つまりは、めぐりの中に生きる自分自身の心身を清め、自然界や社会への感謝とお祝いの気持ちを表現する大切なひとときなのです。

 

 

 

 

 

 

 

【暮らし方で、具体的に気をつけること】

 

 

ー身体のこわばリのピークです

夏と冬。一年に二度ある大きな土用は、季節と身体のチューニングを、より念入りに合わせるとき。変化に合わせて身体が頑張っています。風邪をひきやすかったりするのも、体内に滞っているものを排出したいから(排毒反応)なのかもしれません。いよいよ寒さの底になり、身体がこわばってつるような感覚も、緩む前の緊張のピークだと考えられます。

 

ーゆったりした心持ちで

夜に、内省的になれる心穏やかな時間を心がけて作りましょう。ろうそくの火が効果的です。部屋だけでなく、パスルームの照明を絞ってろうそくを灯してみるのもおすすめです

 

ー「まとめる」作業にいいタイミングです

来たるべき活動の季節(春夏)向けて、新しくチャレンジしたいこと、でかけたい場所などについて詳しく調べたり、まとめたりしてみましょう。

 

ー執着を取って、軽やかに

新しい発想と着眼を手に入れるために、執着せず、決めごとについては頭を柔らかくしておきたいものです。土用は、あまり大きな物事を動かすのには適していない.期間と言われています。裏を返せば、身のまわりのこまごまとしたものを整理するチャンスです。

 

ーストレッチをしてみましょう

土用にこそ集中的に身体のストレッチをしていきましょう。こわばりがちな足首や、血流のポンプの役割でもある太ももふくらはぎ、寒さで肩をすくめがちになって、つりやすくなる首や肩甲骨まわりをほぐすのがおすすめです。特に、入浴後のしっかりと身体が温まった状態で行うストレッチは効果的です。温まった筋肉はしなやかに伸びやすく、リラックス効果も期待できます。そして、質のいい睡眠をとりましょう。ストレッチと睡眠の効果で、軽い症状の風邪であれば、朝にはきっと改善されていることでしょう。

 

ー睡眠環境

質のいい睡眠と湿度を補うことが、抵抗力を高め、さまざまなウイルスから身を守る近道です。最近見直されている湯たんぽや加湿器を上手に使い、よい睡眠環境づくりに気を配りましょう。

 

2019年 土用の季節

冬土用:1月17日~2月3日 18日間 (太陽黄径297度)

春土用:4月17日~5月5日 19日間(太陽黄径27度)

夏土用:7月20日~8月7日 19日間(太陽黄径117度)

秋土用:10月21日~11月7日 18日間(太陽黄径207度)

 

春夏秋冬 土用で暮らす。ー 五季でめぐる日本の暦

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②滋賀大津_2月17日(日)13:00-16:30[開場12:30 正式参拝13:00]詳細HP  FBページ
お申込み > 近江神宮・近江勧学館 大ホール 

③九州福岡_2月24日(日)13:30-16:30[開場13:00]FBページ
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④新潟長岡_3月23日(土)14:00~17:00[開場13:30]

お申込み> NaDeCベース

⑤山形鶴岡_3月24日(日)13:30~16:00[開場13:15]

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⑥愛知安城_4月6日 安城市文化センタープラネタリウム

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