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【TOPICS】2019/06/22 夏至 Summer Solstice 南中高度と昼の時間

2019/06/22 祝 夏至の日

  Summer solstice

光が満ちる「夏至」の日。

太陽から8分19秒で到達した光は、地球の北回帰線(北緯23.4度)に降り注ぎ、北半球では北に行くほど昼が長く、北極圏(北緯66.6度)では眠ることのない夜を迎えています。ユーラシア大陸に広大に広がるツンドラ森林地帯では24時間体制で植物たちが光合成し、酸素濃度の上昇とともに地球全体が深い深呼吸をしているようです。

今、南と北で二極化した、光と影が片寄り切り、シーソーのバランスがこの瞬間に静かに動いています。

北東から昇り、北西に沈む、年間で最大の滞空時間の太陽。
その高さ(南中高度)は、例えば北緯35°の東京では90°-35.41°に、地球の地軸の傾き分23.4°を足して春分秋分は約77.99°となります。
日中の太陽を見上げてみると頭のほぼ真上に、また影は足元で小さくなり、等身大の影法師日時計からも、太陽と地球の壮大な時を感じることができます。

ぜひ身近な場所で太陽を仰ぎ見てみましょう。
また、その太陽の向こう側にある方向が、反対の「冬至」ですから、半年先に半周した私たちは向こう岸に立ち、あちらからこちらを見ていることになります。

地球暦をお持ちの方は、太陽系からの時空間を確かめて見て下さい。二度とない「今ここ」は未来と過去の交差点。

参考 国立天文台 各地のこよみ

 

photo: 著者近影  北緯34度58分 静岡市にて

 

photo: トリップアドバイザー 古代人の天文学に感動!特別な日に見たい世界遺産


photo:  National Geographic

沖縄と札幌では昼の時間が1時間半ほど違い、北国は暗さと閉ざされた冬の分だけ、夏は明るく、薄明時間も入れれば夜はほんのつかの間です。英国ストーンヘンジでも馬蹄形の遺跡の中央に太陽光が当たるよう設計され、ケルトをはじめ北方民族にとって夏至は年間最大の祝祭日でした。

 


photo:  HELIO COMPASS CANDLENIGHT : Takaomi Nakayama

夏至、全国でキャンドルナイトなど、灯りをともして光を感じるイベントが行われていますが、昼の長さとともに短い夜を味わうのもまた一興。それぞれ地域、家庭の中で特別な一日として夏至祭の過ごし方を工夫してみるのも素敵ですね。

 

 

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